こんにちは!
1月から開催していた企画展『甦る古墳 いにしえの衣黒山』。
本当は5月9日まで開催だったのですが、臨時休館に伴い、 21日で終わることに…😔💧
ということで、 今回はこれから企画展を見に行く予定だった方やもう一度見たい! と思っていた方のために、 ここで衣黒山古墳群をご紹介したいと思います💪
まず、主役の衣黒山古墳群について。
6基の墳丘墓や円墳、前方後円墳が弥生時代終末期、 古墳時代後期にかけて造られました。
現在は住宅街に変わり、 最南端の1号墳の一部が残っているだけの状態です。下の写真は、 当時の衣黒山古墳群を予想したものです。
1号墳は古墳群の中でも最南端にあり、 横穴式石室を持った円墳だったとされています。ここからは、 円筒埴輪の破片や須恵器、装飾品(管玉、ガラス玉、切子玉) が出土しました。
実際の展示の様子(衣黒山1号墳) |
3号墳は、全長約30mの前方後円墳です。前方部と後円部にそれぞれ横穴式石室があったそうです。妙見山古墳とお揃いですね😊
5号墓は、弥生時代後期から終末期ごろに造られた方形墳丘墓で、 衣黒山の北側にあったそうです。この墳丘墓からは、 大きな壺が見つかっています。それがこちら!
なんとこの壺、全長70cmもあるんです! 紐状にした粘土を積み重ねては整えてを繰り返して作られています。
そして、注目したいのが口の部分と首の部分。
口部分には波模様が、 首には粘土の帯を巻いてそこに刻み模様が描かれています。 オシャレ😆
いかがでしたか? 少しでも衣黒山古墳群の魅力が伝わったら嬉しいです。